・挨拶をする。
・ご飯を残さず食べる。
・ゴミ箱にゴミを捨てる。
・脱いだ服を洗濯カゴに入れる。
・学校の提出物や宿題をやる。
どれもこれも当たり前に身についてほしい、
子どもの生活習慣かなと思います。
正論で言えば、どれもしたほうがいい事。
ただ、家では...、
苦手な食材が出てきて残してしまったり、
ゴミを置きっぱなしにしたり、
服はいつも脱ぎっぱなし...
おはようの挨拶もなければ、いただきますもごちそうさまもない...
そういった子どもの様子にいちいち反応して
叱っても自分も疲れるだけ。
また子どもからしても、叱られることからますます遠ざかり、
学校など外で頑張っていて、さらに家でもガミガミ言われたら
そりゃもう、部屋に引きこもったり親とは話したくなくなりますよね。
自分の子どもの頃を思い出してみても、
全然完璧にできてなくて、
片付けができなくて散らかし放題だったり、
嫌いなご飯残してほんともうしわけなかったな...と
自分がようやく親の立場になってみて、親の気持ちがやっとわかって、
親の気持ちやありがたみを今更感じています。
実は、ゲームスマホ依存の子の心理の中に、
親子関係が悪い、家庭の居心地が悪いって言うのが
あるようなんです。
親と話すと怒られたり、うるさいから話さない。
話したくないから部屋にこもってスマホゲーム...。
確かに...
振り返ると、わたしは、子どものためをと思って
結構家に帰ってからあれこれうるさく言っていたかも、、私。
手は洗った?プリントは?宿題やった?
脱いだ服はカゴに入れてよ......
結構うるさかったかもしれません。
そして、忙しいから、時間がない時は一方的に怒り口調だったような...
今は仕事辞めてゆっくりした時間を作っています。
そのため、ゆとりや客観的な視点で物事を見れるようになってきています。
いろんな反省や改善点が見えてきています。
子どものためを思っての正論を家でも突きつけるのではなくて、
家ではゆったりリラックスできるような居心地のいい場所にしたいなと
心改めています。
大人だって仕事から帰ってきたら、
まずはテレビつけてソファーに傾れ込んで、一息つきたいですもんね。
で、子どものしつけの部分に関しては、
正論でぶつけていくのでなくて、かといって全くの放任でもなくて
洗い物カゴに入れてくれたら助かるな〜とか
どうやったら忘れずにできそうと一緒に考えてみたりしたいと思います。
正論ばかり突きつけられると、大人でも疲れますよね。
ロボットや機械でもなくわたしたちは人間なので、キッチリばっかりしてられません。
学校で嫌なことがあって落ち込んでいる時に、しつけの正論を押し付けられたら子供は潰れちゃいますよね。
親の考えを押し付けたり、怒ったりすることだけは気をつけなくてはと思います。
自分が子どもの立場だったらどう言われたいか?
を考えたり、客観的に見てみると、
変えていきたいなと思うとこがたくさん見つかりそうです。
まだまだゲームスマホ時間は長く、子どもは学校にはかろうじて行ってますが、
食も細く、勉強の意欲もなくゲームスマホ以外のことへの無気力感が半端ないです。
自分が変わることで、子どもが子どもの人生を歩んでいけるよう
願って明るい未来を描きながら今日も頑張っていこうと思います。
もし同じように悩んでいる方がいたら、
子どもがスマホゲーム依存になってしまって一生引きこもりになったらどうしようじゃなくて、今は大切な通過点として捉えて、その先の明るい未来を描いて一緒に乗り越えていきましょう。